流山の野鳥2

野鳥ノート 特集08

 2019年 オオタカ観察記録


1.概要

 ・5月中旬に、オオタカ♀を偶然発見してから66日目まで、25回、オオタカを観察した。

 ・5月下旬、雛が2羽誕生し、2羽とも無事育ち、6月下旬に巣離れした。  7月下旬に巣立ち完了。

 ・営巣木付近での観察は、親鳥を刺激しないよう細心の注意を払い、観察は1回15分以内とした。 

2.経緯

【1】 2019年5月中旬 発見1日目 お尻しか撮れなかったが、巣づくりの様子が窺えた。 

【2】 2019年5月中旬 3日目 抱卵中 

【3】 2019年5月下旬 7日目 抱卵中 

【4】 2019年5月下旬 8日目 抱卵中 

【5】 2019年5月下旬 12日目 雛2羽と親を同時確認。 

【6】 2019年5月下旬 13日目 時々、雛の白い体が見え隠れしていた。

【7】 2019年5月下旬 15日目 精悍な顔つきに成長。 

8】 2019年6月上旬 18日目 雛は3羽のように見えたこともあった。 

【9】 2019年6月上旬 20日目 

【10】 2019年6月上旬 22日目 

【11】 2019年6月中旬 27日目 産毛から茶色混じりに成長 

【12】 2019年6月中旬 30日目 初めて雛の尾羽が見えた。 

【13】 2019年6月中旬 32日目 チョウゲンボウの攻撃 

【14】 2019年6月中旬 34日目 精悍な顔つきに成長 

【15】 2019年6月中旬 36日目 幼羽に換羽した2羽を同時確認した。

【16】 2019年6月下旬 38日目 巣を離れ、周囲2~3mの範囲で動いていた。 食事は巣の中で。

【17】 2019年6月下旬 40日目 巣離れ。 食事は巣の中だったが、半径50mの範囲を飛翔していた。

【18】 2019年6月下旬 45日目 親を待っていたが、親は現れなかった。

【19】 2019年7月上旬 48日目 子2羽が揃って飛翔する場面が見られた。

【20】 2019年7月上旬 50日目 子は1羽しか確認できなかった。 既に巣立ちしたのだろうか。

【21】 2019年7月上旬 55日目 子は1羽しか確認できなかった。  現認の子に対しては、給餌は続いている模様。

【22】 2019年7月中旬 60日目 久しぶりに子2羽が同時確認できた。 親は確認できなかった。

【23】 2019年7月中旬 63日目 半径200m、かなり広範囲に動いている模様。 姿を見るタイミングが少なくなった。

【24】 2019年7月中旬 65日目 動きは、林の奥部へと移り、林縁で姿を見ることは無かった。

【25】 2019年7月下旬 66日目 昨日と同様。 遠くから鳴き声が聞こえてくるだけだった。本日をもって定点観察を終了

【追記】 オオタカ営巣木消滅 2019年11月7日 久しぶりに現地を訪れア然。 つくばエクスプレス沿線整備工事で、営巣木を含む一帯が、伐採されていた。


【1】 2019年5月中旬 発見1日目

・お尻しか撮れなかったが、巣づくりの様子が窺えた。 
・お尻しか撮れなかったが、巣づくりの様子が窺えた。 


【2】 2019年5月中旬 3日目 抱卵中 

・動かない姿勢から、抱卵中と思われた。
・動かない姿勢から、抱卵中と思われた。
・母親
・母親


【3】 2019年5月下旬 7日目 抱卵中 

・4日前と同じ姿勢が確認できた。
・4日前と同じ姿勢が確認できた。


【4】 2019年5月下旬 8日目 抱卵中 

・母親
・母親


【5】 2019年5月下旬 12日目 雛2羽と親を同時確認。 

・雛2羽が誕生していた。 親の足元に1羽、右に1羽。
・雛2羽が誕生していた。 親の足元に1羽、右に1羽。
・奥に母親の顔が見えている。
・奥に母親の顔が見えている。


【6】 2019年5月下旬 13日目 時々、雛の白い体が見え隠れしていた。 

・母親
・母親


【7】 2019年5月下旬 15日目 精悍な顔つきに成長。 

・既に精悍な顔つきに成長。
・既に精悍な顔つきに成長。


8】 2019年6月上旬 18日目  雛は3羽のように見えたこともあった。 



【9】 2019年6月上旬 20日目 

・母親
・母親
・高所から、母親が見張っていた。
・高所から、母親が見張っていた。


【10】 2019年6月上旬 22日目 

・母親
・母親


【11】 2019年6月中旬 27日目 産毛から茶色混じりに成長 

・父親
・父親
・距離 約100m。
・距離 約100m。


【12】 2019年6月中旬 30日目 初めて雛の尾羽が見えた。 

・初めて尾羽が見えた。 黒い横斑が確認できる。 顔は撮れなかったが、全長の大きさが分かる。
・初めて尾羽が見えた。 黒い横斑が確認できる。 顔は撮れなかったが、全長の大きさが分かる。


【13】 2019年6月中旬 32日目 チョウゲンボウの攻撃 

・成長著しい。 巣を出て、真上の横枝に移動していた。
・成長著しい。 巣を出て、真上の横枝に移動していた。
・ハシボソガラスやチョウゲンボウが近づくと 吠えていた。
・ハシボソガラスやチョウゲンボウが近づくと 吠えていた。
・チョウゲンボウのアタックに取り乱すオオタカ。
・チョウゲンボウのアタックに取り乱すオオタカ。
・オオタカにアタックするチョウゲンボウ。 近くにチョウゲンボウの巣があるのだろう。
・オオタカにアタックするチョウゲンボウ。 近くにチョウゲンボウの巣があるのだろう。


【14】 2019年6月中旬 34日目 精悍な顔つきに成長 

・精悍な顔つき、幼羽に成長した。
・精悍な顔つき、幼羽に成長した。


【15】 2019年6月中旬 36日目 幼羽に換羽した2羽を同時確認した。

・雛
・雛
・雛2羽
・雛2羽
・父親
・父親
・高所からの飛び出し。 カラスが接近したため。
・高所からの飛び出し。 カラスが接近したため。


【16】 2019年6月下旬 38日目 巣を離れ、周囲2~3mの範囲で動いていた。 食事は巣の中で。

・雛
・雛
・母親
・母親


【17】 2019年6月下旬 40日目 雛2羽は幼羽に成長。 食事は巣の中だったが、半径50mの範囲を飛翔していた。

・雛2羽
・雛2羽
・林縁を飛翔した。
・林縁を飛翔した。

・初めて見る景色は?
・初めて見る景色は?
・父親
・父親


【18】 2019年6月下旬 45日目 親を待っていたが、親は現れなかった。



【19】 2019年7月上旬 48日目 子2羽が揃って飛翔する場面が見られた。

・親の帰りを待っているところ。
・親の帰りを待っているところ。
・梢の天辺で親を呼んでいるところ。
・梢の天辺で親を呼んでいるところ。
・食事後は、ゆったりと。
・食事後は、ゆったりと。
・葉繕いしていた。
・葉繕いしていた。


【20】 2019年7月上旬 50日目 子は1羽しか確認できなかった。 既に巣立ちしたのだろうか。



【21】 2019年7月上旬 55日目 子は1羽しか確認できなかった。 現認の子に対しては、給餌は続いている模様。



【22】 2019年7月中旬 60日目 久しぶりに子2羽が同時確認できた。 親は確認できなかった。

(個体A) ビューポイントにて。
(個体A) ビューポイントにて。
(左;個体B、右:個体A) 個体Bが飛来し、個体Aが場所を譲った。
(左;個体B、右:個体A) 個体Bが飛来し、個体Aが場所を譲った。
(個体B)
(個体B)
(個体B)
(個体B)


【23】 2019年7月中旬 63日目 半径200m、かなり広範囲に動いている模様。 姿を見るタイミングが少なくなった。


【24】 2019年7月中旬 65日目 動きは、林の奥部へと移り、林縁で姿を見ることは無かった。


【25】 2019年7月下旬 66日目 昨日と同様。 遠くから鳴き声が聞こえてくるだけだった。本日をもって定点観察を終了。


【追記】 オオタカ営巣木消滅 2019年11月7日 久しぶりに現地を訪れア然。 つくばエクスプレス沿線整備工事で、営巣木を含む一帯が、伐採されていた。