流山の野鳥2

野鳥ノート 特集02

2018年 ツミ観察記録


1.概要

 ・住宅街の小さな公園で、今年も雛が4羽誕生した。

 ・今年の営巣木は、イチョウ。 葉隠れで見通し悪く、白い産毛の雛は撮れなかった。

2.経緯

【1】 2018年3月23 1日目 今年も会えた。

【2】 2018年4月7日 16日目 巣造り

【3】 2018年4月20日 29日目 巣造り ほぼ完了

【4】 2018年4月26日 35日目 産卵の兆しなし

【5】 2018年5月4日 43日目 抱卵中

【6】 2018年5月22日 61日目 抱卵中

【7】 2018年5月29日 68日目 抱卵中

【8】 2018年6月19 89日目 巣離れ

【9】 2018年6月25 95日目 巣立ち間近か


【1】 2018年3月23 1日目 今年も会えた。

 ・ツミはまだ、忙しく働くということではなく、古巣を確認したり、ペアで公園の外へと飛び、広域に食住環境をチェックしていた。

 ・公園の桜の蕾はまだ堅かったが、木々の芽吹きが始まっていた.



【2】 2018年4月7日 16日目

 ・昨年と異なる木で巣造りしていた。 その場所は、非常に見にくいが、外敵を防ぐ恰好の場所のように思えた。

・巣材は、しなやかな桜の小枝。
・巣材は、しなやかな桜の小枝。


【3】 2018年4月20日 29日目 巣造り ほぼ完了

 ・巣が、ほぼ完成したのか、巣材運びの頻度は、以前より少なく、そのせいか、ひと所に留まる時間が長くなっていた。 産卵は、まだのようである。



【4】 2018年4月26日 35日目 産卵の兆しなし



【5】 2018年5月4日 43日目 抱卵中

 ・ツミの鳴き声は、高枝から時折聴かれる程度で、姿を見ることは、殆どなかった。 巣では、♀の尾羽だけが見えていた。 抱卵中と思われる。


【6】 2018年5月22日 61日目 抱卵中

 ・♀は巣で抱卵し、♂から餌を受け取るときしか巣から出てこないが、♂は、♀への給餌のための狩りと外敵に対する警戒などから動きは活発だった。



【7】 2018年5月29日 68日目 抱卵中

 ・抱卵に入って、今日で4週間ほど経過しているが、状況は前回と変わらず、今日も、♂から♀への餌の受け渡しが見られた。

・♂から餌を受け取った直後の♀。
・♂から餌を受け取った直後の♀。


【8】 2018年6月19 89日目 巣離れ

 ・雛は既に大きくなっており、巣から数メートル付近でチョコチョコと動いていた。 雛は4羽居るとのことだが、今日は3羽まで同時確認できた。


 ・♂から餌を受け取り、自分で少し食べた後、巣へ運んでいた。
 ・♂から餌を受け取り、自分で少し食べた後、巣へ運んでいた。


【9】 2018年6月25 95日目 巣立ち間近

 ・ツミ雛の成長は早い。 一週間前は、まだ営巣木の周囲数メートルが行動範囲だったが、今日は、営巣木を離れて、かなり広範囲に動いていた。

・まだ、あどけなさが残る二番子(左)、三番子(右)と思われる個体。
・まだ、あどけなさが残る二番子(左)、三番子(右)と思われる個体。
・立派な風貌。 一番子と思われる個体。
・立派な風貌。 一番子と思われる個体。

・四番子と思われる 比較的小さな個体。
・四番子と思われる 比較的小さな個体。